
研究に参加する
研究目的:
「新しい話者」が「話者」とのやり取りを通して危機言語を習得するアプローチは有効であることが報告されていますが、筆者の知る限り、新しい話者の方々がどのような過程を経て目標言語を習得しているのか、詳細に記録分析した研究は存在しません。身近な話者の方達との時間について報告して下さる方を常時募集しています(謝金あり)。
研究の実施方法:
(0) 実際にオンラインでお会いして研究についてご説明し、同意書にご署名いただくか、口頭で参加の意思表示をお願いしています。
(1) すぐに活動を始められるスターターキットを提供します。身近にどんな話者がいらっしゃるか探してみましょう。その方たちとどんな風に一緒に過ごせるか考えてみましょう。
スターターキットの内容(無料):
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すぐに始められる具体的なアクティビティ例を豊富に収めたガイドブック。
2020年末に印刷版とPDF版(初版)を発行予定。それまではPDF β版を試供します。 -
話者とどのように時間を過ごしたか記録できるログブック。
※研究参加者以外の方にも原価で領布しています。
(2) 最初の聞き取り調査を実施します(所要時間: 1 時間以内)。差し支えのない範囲内で、主に参加者の出身地、居住地、ご家族の構成、職業、学業、使用言語、身近におられる琉球諸語話者について質問します。
(3) 定期的に、話者と一緒に過ごした時間について振り返り、聞き取り調査を実施します。
※話者との時間を録音して部分的に提供してもよいという方には、復習機能の付いたオリンパス・ステレオICレコーダーを無料進呈します。提供する場合は、話者の許可を得て録音してください。
研究に参加を希望される方は、「運営者に問い合わせる」からご連絡くださるか、miho.zlazli@gmail.comまでお問い合わせください。
更新日:2020年7月17日
文責:ズラズリ美穂(旧姓:上地)
ロンドン大学東洋アフリカ研究学院
言語学博士課程在籍
※ 本研究は、南東イングランド人文芸術コンソーシアムとドイツ危機言語学会の助成金を受けています。